2006.12.23 練拳閑話

似停非停

今回は、稽古の中で生徒さんから受けたある質問についてお話しします。
陳式太極拳の一路を学び始めたばかりの方は、誰もが一度は抱く疑問かもしれません。それは太極拳の「流れ」と「静止」についてです。


まだ一路の型を習得している途中の生徒さんは、日々わからないことの連続でしょう。
熱心に練習しているからこそ、身体を動かす中で色々な疑問が湧いてくるものです。

先日の「イメージ太極拳」(https://taobody.com/renken-11/)についての話の中でも触れましたが、太極拳の究極の目的の一つは、淀みのない「流れるような動き」にあります。

そこで、次のような疑問を持たれたようです

「太極拳の動きは流れるように…というのが定番ですが、動きの中に止まるところはあるのでしょうか。それとも、よく言われるように、止まってはいけないのでしょうか。あるいは、あえて止めるという場所があるのでしょう

「止まる」という言葉をどう捉

金剛搗碓(こんごうとうたい)の震脚の瞬間などは、両手を打ち合わせるため、外見上は止まっているように見えます

他の型の途中でも、いわゆる「キメポーズ」のように格好よく止まれる場面があります

しかし、それは果たして本当に「止まっている」と言えるの

生徒さんから「先生、一路の型は途中で止まることがあるんですか?」と聞かれ、私は少し考えてからこう答えました

「“止まる”という言葉をどう捉えるかによりますが

太極拳の流れの中で、起勢(始まり)から終勢(終わり)まで“止まる”ことはありません

“動き”は一瞬止まるように見えることが確かにありますが、それは“外形”のこと。私たちの“意識”は決して止まっていないのです。

「似停非停」

私は、その生徒さんに「似停非停(じていひてい)」という言葉を教えました

止まっているように見えても、意識の流れは止まっていない。意識まで止めてしまわないように、という意味です

新しい型を学び始めたばかりの頃は、まず動きを「止めながら」練習することになりま

手の位置、脚の位置、腕の動きが変化するポイント……。用法例を交えながら指導したその位置を正確に再現できているか、自分の体に問いながら、何度もはっきりと動きを止めて確認してもらいます

この「止める練習」なくして、正しい位置を把握することはできま

最初から流れるイメージだけで動いてしまうと、どうしても動きが雑になり、本質的な技術を学べないからです

点と点をつなぎ、流れ

一つ一つの動きは「点」です

順序を覚えた後は、その点と点をつなげていく練習へと移ります

細かな要求をすべて満たしながら動きの流れを作るために、何度も何度も繰り返し動いて、体に染み込ませていくのです

「止まる」のは目に見える「外形の動き」であって、身体の内部ではすべての部分に意識を通し続けなければなりませ

意識の流れを切らさない

「似停非停」

止まって型を取っていることに満足して、意識の流れまで切ってしまうことが一番の禁物です

身体の細部にまで意識を通し、その流れを止めずに練習を積み重ねてい

その先にこそ、本当の意味での「流れるような太極拳」が待っています。皆さんも、日々の稽古の中でこの「意識の流れ」を大切にしてみてください

東洋身体研究室 代表 裏山

%MCEPASTEBIN%元紹。く。。。ためにん。。。。を創る。せん。。す。。。の真意」。…。。か。。。えるかか…」。についての話の中でも触れましたが、太極拳の究極の目的の一つは、淀みのない「流れるような動き」にあります。
そこで、次のような疑問を持たれたようです。

「太極拳の動きは流れるように…というのが定番ですが、動きの中に止まるところはあるのでしょうか。それとも、よく言われるように、止まってはいけないのでしょうか。あるいは、あえて止めるという場所があるのでしょうか…」

「止まる」という言葉をどう捉えるか

金剛搗碓(こんごうとうたい)の震脚の瞬間などは、両手を打ち合わせるため、外見上は止まっているように見えます。
他の型の途中でも、いわゆる「キメポーズ」のように格好よく止まれる場面があります。

しかし、それは果たして本当に「止まっている」と言えるのか。
生徒さんから「先生、一路の型は途中で止まることがあるんですか?」と聞かれ、私は少し考えてからこう答えました。

「“止まる”という言葉をどう捉えるかによりますが…。
太極拳の流れの中で、起勢(始まり)から終勢(終わり)まで“止まる”ことはありません。
“動き”は一瞬止まるように見えることが確かにありますが、それは“外形”のこと。私たちの“意識”は決して止まっていないのです。」

「似停非停」の真意

私は、その生徒さんに「似停非停(じていひてい)」という言葉を教えました。
止まっているように見えても、意識の流れは止まっていない。意識まで止めてしまわないように、という意味です。

新しい型を学び始めたばかりの頃は、まず動きを「止めながら」練習することになります。
手の位置、脚の位置、腕の動きが変化するポイント……。用法例を交えながら指導したその位置を正確に再現できているか、自分の体に問いながら、何度もはっきりと動きを止めて確認してもらいます。

この「止める練習」なくして、正しい位置を把握することはできません。
最初から流れるイメージだけで動いてしまうと、どうしても動きが雑になり、本質的な技術を学べないからです。

点と点をつなぎ、流れを創る

一つ一つの動きは「点」です。
順序を覚えた後は、その点と点をつなげていく練習へと移ります。
細かな要求をすべて満たしながら動きの流れを作るために、何度も何度も繰り返し動いて、体に染み込ませていくのです。

「止まる」のは目に見える「外形の動き」であって、身体の内部ではすべての部分に意識を通し続けなければなりません。

意識の流れを切らさないために

「似停非停」。
止まって型を取っていることに満足して、意識の流れまで切ってしまうことが一番の禁物です。

身体の細部にまで意識を通し、その流れを止めずに練習を積み重ねていく。
その先にこそ、本当の意味での「流れるような太極拳」が待っています。皆さんも、日々の稽古の中でこの「意識の流れ」を大切にしてみてください。

東洋身体研究室 代表 裏山 元紹

体験レッスン・お問い合わせ

まずは一度、身体を動かす感覚を体験しにいらしてください。
無理な勧誘は一切いたしません。
お気軽にお問い合わせください。

© 2026 Taobody making laboratory.

体験レッスン受付中
申し込む