太極拳×筋トレ

training太極拳に筋力は必要か否か?

時々、質問の形は違えど、同じような内容で聞かれることが、
会の内外を問わずある。

太極拳といえど、物理運動である以上、筋力は必要だ。
もちろん、質問されているのがそういう、標準的な、
先天的な筋力の話ではないことは百も承知している。

つまり、聞きたいのは、ムキムキの筋肉マンになる必要があるかどうか?、
であろう。それについては、さすがに、否、という他ないが、トレーニングの仕方にもよるかもしれない。

固い筋肉がついてしまうようなトレーニングは、どう考えても太極拳には害になる。
逆に言えば、柔らかい筋肉であれば、やはりないよりはあった方がいいのではないか。

表演用の刀や剣に代表される器械、兵器は、本来の重さを持っていないので別としても、
器械を操ることで、筋トレになっているのは疑いようものない。

また、腹筋や腕立てといった自重トレーニングも、中国武術に限らずおよそすべての武術・武道において、基礎鍛錬種目となっている。

そういう意味からも、太極拳だからといってことさらに筋トレを目の敵にするのはどうかと思う。

さらに言えば、技術が拮抗した時、最終的に勝敗を分ける要因になりえるのは、
やはり筋力も含めた地力であろう。

当会で学習する陳式を馬虹師父に伝授された陳照奎師爺は、擒拿(関節技)を得意とされていたが、それにしても、筋力がないよりはあった方が当然いいであろうし、
師爺自身もそのようなことを述べておられたと聞く。

何事もやりすぎはよくないが、妙なイメージにとらわれてかたくなになるのもよくない。

人生は何事もトライ&エラーの繰り返しでしかないのだから。

蛇足だが、私自身は、3年前の息子の誕生以来、断続的に(現在は珍しく継続しているが)筋トレを、器具トレも含めて行っている。
息子に技術も筋力も負ける親にはなりたくないので・・・。

Updated: 2014年5月7日 — 12:51 PM

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